2016年3月23日水曜日

edisonのカスタムビルドをしてみる その壱

こんばんわ。

今回は、edisonのカスタムビルドをする必要がでてきたのでやり方についての自分へのメモを兼ねてまとめておきます。

ほぼこちらのサイト通りにやっています。先人の方に感謝。

自分の場合はubuntuの実装環境でも仮想環境でもどちらでも成功しています。なのでwindowsしかない方は仮想環境でも可能です。

当方のパソコンのスペック

ASUS K55A
core i7 3630qm
ram 8G
hdd 55G割り当て
ubuntu 14.04
VMware Workstation Player 12

ビルドするためのパッケージが30G以上必要とします。最低空き容量40G推奨!!

とりあえず必要なパッケージをインストールするところから

sudo apt-get install build-essential git diffstat gawk chrpath texinfo libtool gcc-multilib

次にgitの設定

git config --global user.email "email"

git config --global user.name "name"
それからソースファイルのダウンロード

wget http://downloadmirror.intel.com/25028/eng/edison-src-ww25.5-15.tgz

そしてソースファイルを解凍する。

tar xvf edison-src-ww25.5-15.tgz

そしたら新たにつくられたフォルダに移動

cd edison-src

ビルド環境のセットアップのために

./meta-intel-edison/setup.sh


を実行する。

また、edison-src/out/linux64/build/confの中にあるlocal.confの

BB_NUMBER_THREADS = "8"

PARALLEL_MAKE = "-j 8

これの数字を使用しているCPUのコア数x2に変更してからビルドをするとかなり早くなるためこれは行うことを推奨します。

※追記 こちらのパソコンでこの設定にしたら途中でパソコンの電源が落ちていたのでコア数と同じ数(4)に変更しました。
そしてビルドディレクトリに移動

cd out/linux64 (64bitの場合で32bitなら「out/linux86」となる。以下出てくる場合も同じ)

シェルの環境設定をし

source poky/oe-init-build-env

そうすると

runqemu qemux64こちらも32bitならば「runqemu qemux86」)

を打ち込んでねと言ってくるので打ち込んであげる。

とりあえず一回ビルドしないとカスタム設定できないためとりあえずビルド

bitbake edison-image


これにはパソコンのスペックにもよりますが、自分は2,3時間かかるため気長に待ってください。また、途中で何度かダウンロードがあるため、ネット環境必須です。またwarningが多く出ますが、errorでなければスルーしておいて大丈夫です。

次回へ続く

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